Sweet Life【Sweet Dentist短・中編集】
「ごめんね、ビックリした? ほら、あたしんち食べ物を扱っているじゃない。だから、凄く敏感なのよ、アレに。
あんなのがお店に出てきたら大変なことになるでしょ?だから、見つけたら瞬時に抹殺するのが身についちゃってね。
とりあえず手にしたものを投げるクセが…。驚かせてごめんね」
だからって、手にした包丁を投げつけるのはやめろよな?
「まぁ…とりあえず俺も怪我はなかったし、子孫繁栄にも支障がなかったみたいだし良いけどさ、今度またこんな事があったら、本当に子どもが出来なくなるかもしれないだろ?」
「は?」
「だからさ、今のうちに子作りとかしておくべきじゃねぇ? 俺たち」
「はぁ?」
「とりあえず夫に迷わず包丁を投げつけることの出来る千茉莉の愛情を確かめてから…だけどな。覚悟は出来てるんだろ?」
これまで、ケンカでナイフを突きつけられても眉一つ動かさなかったし、暴力団のボスにもビビらなかったこの俺を、あれだけビビらせて、心の中だけど思いっきり謝らせやがって…
ったく、メチャクチャ恥ずかしいじゃねぇかよ。
すげー紛らわしい事で振り回してくれた詫びは、たっぷりしてもらうからな?
あんなのがお店に出てきたら大変なことになるでしょ?だから、見つけたら瞬時に抹殺するのが身についちゃってね。
とりあえず手にしたものを投げるクセが…。驚かせてごめんね」
だからって、手にした包丁を投げつけるのはやめろよな?
「まぁ…とりあえず俺も怪我はなかったし、子孫繁栄にも支障がなかったみたいだし良いけどさ、今度またこんな事があったら、本当に子どもが出来なくなるかもしれないだろ?」
「は?」
「だからさ、今のうちに子作りとかしておくべきじゃねぇ? 俺たち」
「はぁ?」
「とりあえず夫に迷わず包丁を投げつけることの出来る千茉莉の愛情を確かめてから…だけどな。覚悟は出来てるんだろ?」
これまで、ケンカでナイフを突きつけられても眉一つ動かさなかったし、暴力団のボスにもビビらなかったこの俺を、あれだけビビらせて、心の中だけど思いっきり謝らせやがって…
ったく、メチャクチャ恥ずかしいじゃねぇかよ。
すげー紛らわしい事で振り回してくれた詫びは、たっぷりしてもらうからな?