Sweet Life【Sweet Dentist短・中編集】
「ああ、おはよう千茉莉。」
呆然と突っ立っているあたしに、朝日が(もう昼近くだけど)似合う、ものっすごく爽やかな笑顔で振り向く彼に絶句する。
……ありえない、この爽やかさ。
いつもの彼は起き抜けから速攻でボディタッチをしてくるようなエロオヤジでこんな爽やかな好青年ではありえない。
今日の彼は、あたし的にはこれはとっても素敵でありがたいんだけど、見慣れない好青年の影に何か不気味なものを感じてしまったりする。
「ひ…響さん?どうしたの?朝からコーヒーなんて…。」
自分の声が震えている事からも、やっぱり思った以上に動揺しているらしい。
そして、この後あたしは、更にありえない彼の台詞に、完全にパニックになってしまった。
「あのさ、角砂糖ってどこにある?」
………今、角砂糖とか言わなかった?
モーニングコーヒーでさえ、既におかしいのに、角砂糖?
何が何でも夢だと思いたくて、試しに頬をつねってみたけれど、その痛みは現実のもので…。
やっぱり目の前の出来事は、夢でも幻でも無いらしい。
響さんどうしたの?
一体何がどうなっちゃってるの?
呆然と突っ立っているあたしに、朝日が(もう昼近くだけど)似合う、ものっすごく爽やかな笑顔で振り向く彼に絶句する。
……ありえない、この爽やかさ。
いつもの彼は起き抜けから速攻でボディタッチをしてくるようなエロオヤジでこんな爽やかな好青年ではありえない。
今日の彼は、あたし的にはこれはとっても素敵でありがたいんだけど、見慣れない好青年の影に何か不気味なものを感じてしまったりする。
「ひ…響さん?どうしたの?朝からコーヒーなんて…。」
自分の声が震えている事からも、やっぱり思った以上に動揺しているらしい。
そして、この後あたしは、更にありえない彼の台詞に、完全にパニックになってしまった。
「あのさ、角砂糖ってどこにある?」
………今、角砂糖とか言わなかった?
モーニングコーヒーでさえ、既におかしいのに、角砂糖?
何が何でも夢だと思いたくて、試しに頬をつねってみたけれど、その痛みは現実のもので…。
やっぱり目の前の出来事は、夢でも幻でも無いらしい。
響さんどうしたの?
一体何がどうなっちゃってるの?