Sweet Life【Sweet Dentist短・中編集】
それからのあたしの行動は早かった。
後頭部を強打され、気を失った響さんを無理やりベッドへ押し込むと、すぐに暁さんに連絡を取った。
暁さんはすぐに飛んできてくれて、響さんを診察してくれた。
流行の風邪だろうということだったけれど、熱は40度もあって、普通はこの状態で、平然と動き回れるはずもなく、ものを食べれたのが不思議だと言われた。
朝からの彼の行動を一通り説明し、これからずっとこの状態が続くのではないかと心配するあたしに、暁さんはお腹を抱えて笑い転げた。
「あいつ、酒に酔って壊れることは無いけど、熱で壊れるタイプなんだ。すげ~おもしれぇ。龍也にも教えてやろう。今度響と飲むとき、熱の出るような薬でも盛ってやろうかなあ?」
…って、暁さん、怖いです。
それ、響さんに聞かれたらきっと殺されますよ?
しかも笑いすぎ。
そんなに笑ったら明日筋肉痛になりますって。
後頭部を強打され、気を失った響さんを無理やりベッドへ押し込むと、すぐに暁さんに連絡を取った。
暁さんはすぐに飛んできてくれて、響さんを診察してくれた。
流行の風邪だろうということだったけれど、熱は40度もあって、普通はこの状態で、平然と動き回れるはずもなく、ものを食べれたのが不思議だと言われた。
朝からの彼の行動を一通り説明し、これからずっとこの状態が続くのではないかと心配するあたしに、暁さんはお腹を抱えて笑い転げた。
「あいつ、酒に酔って壊れることは無いけど、熱で壊れるタイプなんだ。すげ~おもしれぇ。龍也にも教えてやろう。今度響と飲むとき、熱の出るような薬でも盛ってやろうかなあ?」
…って、暁さん、怖いです。
それ、響さんに聞かれたらきっと殺されますよ?
しかも笑いすぎ。
そんなに笑ったら明日筋肉痛になりますって。