Sweet Life【Sweet Dentist短・中編集】
「本当に?…俺はお前でないとダメなんだ。千茉莉も同じ気持ちでいてくれると信じてもいいのか?」
細い肩に顔を埋め、ギュッと抱きしめると、フワリと優しく包み込んでくれる。
まるで真っ白な天使の羽に抱きとめられたようで、波立った心が少しずつ凪いで行くのが分かった
「うん、信じて。こうして抱かれたいと思うのはあなただけよ。」
「そっか…はぁ~よかった。」
「でも、元に戻ってくれてよかった。ずっとあのままだったらどうしようと思っていたのよ?」
「戻らなかったらどうするつもりだった?」
「ショック療法でもう一度殴るとか…。」
おい?
「暁さんに頼んで、高熱の出る薬でも作ってもらって、もう一度倒れてもらうとか…。」
殺す気かよ?
「…それでダメなら、戻るまであたしに触れさせないとか…。」
「うわ…それが一番効きそうだな。千茉莉の充電切れを起こしたら、俺、生きていられねぇもん。」
「クスクス…充電切れって…あたしはバッテリーじゃないわよ?」
「クス…似たようなもんだよ。俺にとっては必要不可欠なエネルギーだって事だ。」
フワリと微笑む砂糖菓子のような甘い笑顔。
その笑顔につられて微笑む俺は、きっと優しい顔をしているのだと思う。
お前にだけ見せる、優しい瞳の色で…。
細い肩に顔を埋め、ギュッと抱きしめると、フワリと優しく包み込んでくれる。
まるで真っ白な天使の羽に抱きとめられたようで、波立った心が少しずつ凪いで行くのが分かった
「うん、信じて。こうして抱かれたいと思うのはあなただけよ。」
「そっか…はぁ~よかった。」
「でも、元に戻ってくれてよかった。ずっとあのままだったらどうしようと思っていたのよ?」
「戻らなかったらどうするつもりだった?」
「ショック療法でもう一度殴るとか…。」
おい?
「暁さんに頼んで、高熱の出る薬でも作ってもらって、もう一度倒れてもらうとか…。」
殺す気かよ?
「…それでダメなら、戻るまであたしに触れさせないとか…。」
「うわ…それが一番効きそうだな。千茉莉の充電切れを起こしたら、俺、生きていられねぇもん。」
「クスクス…充電切れって…あたしはバッテリーじゃないわよ?」
「クス…似たようなもんだよ。俺にとっては必要不可欠なエネルギーだって事だ。」
フワリと微笑む砂糖菓子のような甘い笑顔。
その笑顔につられて微笑む俺は、きっと優しい顔をしているのだと思う。
お前にだけ見せる、優しい瞳の色で…。