Sweet Life【Sweet Dentist短・中編集】
ずっと傍で暮らしていたのに、心がすれ違うとこんなにも飢えるのかと思うほどに彼が欲しくて、今すぐにでも一つになりたいと身体が求めている。
だけど…
「ダメ、待って」
「待てない」
速攻で却下ですか?
あ、ちょっと?
イキナリ脱がせるスピードを上げるのは止めてよね。
別に逃げようってわけじゃないんだから。
「あーもう。ちょっと待ってってば」
「待てねーって。千茉莉指数のメーター、レッドゾーンを振り切ったから」
「はぁ?何よそれ」
「何でもいい。とにかく黙って補給させろ。俺が死んでもいいのか?」
「いや、そんなに簡単に死にませんって。5分だけ待ってよ。大事なことなんだから」
「何だよ。俺が死んでも構わないくらい大事なことって」
「もーっ!そんな事言ってないでしょ。でも、あたしにとってはケジメなの。だからちゃんと聞いて」
「ケジメ?」
「そう。そもそもあたし達がこんなにもすれ違うことになったのは、あたしがコレの完成に熱中しすぎたせいよね?」
あたしはカバンからチョコレートを取り出すと、テーブルの上で包みを解いた。
だけど…
「ダメ、待って」
「待てない」
速攻で却下ですか?
あ、ちょっと?
イキナリ脱がせるスピードを上げるのは止めてよね。
別に逃げようってわけじゃないんだから。
「あーもう。ちょっと待ってってば」
「待てねーって。千茉莉指数のメーター、レッドゾーンを振り切ったから」
「はぁ?何よそれ」
「何でもいい。とにかく黙って補給させろ。俺が死んでもいいのか?」
「いや、そんなに簡単に死にませんって。5分だけ待ってよ。大事なことなんだから」
「何だよ。俺が死んでも構わないくらい大事なことって」
「もーっ!そんな事言ってないでしょ。でも、あたしにとってはケジメなの。だからちゃんと聞いて」
「ケジメ?」
「そう。そもそもあたし達がこんなにもすれ違うことになったのは、あたしがコレの完成に熱中しすぎたせいよね?」
あたしはカバンからチョコレートを取り出すと、テーブルの上で包みを解いた。