正反対恋愛
──次の日

「おっはよ~♪」

昂の声が教室に響く。

朝からラブラブ登校かよ。
見せ付けてくれんじゃん。


「堆牙くん、おはよ~」


昂は笑顔で俺を見て挨拶。

だから~…
俺は朝が苦手なんだよ!
低血圧なんだよ!!

シカトして立ち上がり、
保健室まで足を動かす。


「先生寝かせて」

「矢吹くん、朝から?」

「眠ぃもん」

「少しだけね?」

そう言って先生(女)は
優しく布団をかけてくれた。


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