正反対恋愛
自分でいうのも何だけど…。

この保健の先生は
ぶっちゃけ俺に惚れてると思う。

「な~に?先生のこと見て」


ほら…この上目遣いとか。
もろ恋してんじゃん。

ま~俺は先生…ってか、
年上には興味ねぇんだけど。


「いや、別に」

「先生そこにいるから」


カーテンを閉め、
キー…と椅子を引く音がし
その音とともに俺の瞼が閉じた。


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