正反対恋愛
門を出てからは
俺と増永は口を開くこともなく
3人の背を追うだけ。
「ここにしよ!安いから」
「昂、覚えときなさいよ」
「女って怖ぇな」
いや、昂?
お前が悪いんだぞ。
そんなこと一切気づいてない昂。
個室に移り、
さっそく熱唱が始まる。
「日向ちゃんも歌えば?」
昂は増永の横から離れない。
「あたしはいいよ」
「そう?歌声聴きたいんだけど」
「音痴だから…」
「音痴とか超可愛いじゃん」
昂の迫力に押され気味の増永を
女子2人…俺さえも助けない。
俺と増永は口を開くこともなく
3人の背を追うだけ。
「ここにしよ!安いから」
「昂、覚えときなさいよ」
「女って怖ぇな」
いや、昂?
お前が悪いんだぞ。
そんなこと一切気づいてない昂。
個室に移り、
さっそく熱唱が始まる。
「日向ちゃんも歌えば?」
昂は増永の横から離れない。
「あたしはいいよ」
「そう?歌声聴きたいんだけど」
「音痴だから…」
「音痴とか超可愛いじゃん」
昂の迫力に押され気味の増永を
女子2人…俺さえも助けない。