童貞男子!?~正反対な二人のピュア恋~
*杏里side*

その日の帰り。


あたしは、麗のファミレスに誘った。

もちろん・・・
遼くんのことを相談するため。






「えぇぇえぇぇぇ!!!

好きな人ができたの?」


麗は、飲んでいたジュースを吹きそうになっていた。



「うんッ!!」

「ちょっと待って。

だれに?」



「あたししかいないでしょ?」


「え・・・・うそ。


だ、だれ!?

あ、わかった、葉山くんだ。」



「ちがいます~!!

聡史とは、友達になったのッ」



「さ、聡史って呼んでるんだ?」

「だって、友達だもん♪」


普通、友達は名前で呼び捨てじゃん!?





「ってちょっとまって。

葉山くんじゃないとしたら・・・
だれ?」







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