童貞男子!?~正反対な二人のピュア恋~
「杏里?」

「え?ごめん、ぼうっとしてた;」

「大丈夫?」

「全然へーきだよ☆」


ピースして見せると麗も安心したようだ。






学校について下駄箱をあける。


バサバサバサバサ・・・




うわ、またか。


「すごいね、杏里。」


「そういう麗だってあるじゃん。」


麗もけっこうモテるからときどき入っている。


「あたし、これだけだもん!」

「てか麗はさ、手紙で呼び出されたりとかしたら、いく?」


「一応いく。

杏里も行ってるでしょ?」


「うん。」


だって、なんだかかわいそうなんだもん。

でも、時間が重なってほとんどいけないけど。
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