童貞男子!?~正反対な二人のピュア恋~
「ねぇねぇ!!杏里。

これ。葉山くんのじゃない?」


「え?」


かばんにしまうのに、麗に手紙を持ってもらっていたら、いきなりそんなことを言い出した。


「葉山くん?」


なんか、聞いたことはあるけど・・・顔、わかんないや。


「隣のクラスの葉山 聡史くん。

知らないの?

この学校で一番カッコいいって言われてるのに!!」



隣のクラスにそんなにすごい奴がいたんだー。


「てか、葉山くんにまで呼び出されるなんて~。」

「もう、やめてよ。」


ニヤニヤしすぎだし;

「行くよね?

てか、付き合っちゃえば?」


付き合う、ねぇ・・・。



「でも、好きじゃないし。」

「よく言うよ。

これまでも、好きじゃない男子と付き合ってたじゃん。」



「アレは、普通の友達!!」






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