童貞男子!?~正反対な二人のピュア恋~






「杏里・・・・・。」




一回名前を呼ぶだけで


心臓がありえないくらい早く動き出す。









おどろいたように

顔をあげる杏里の頬をそっとなでた。





頬がそまっているのは

夕日のせいか?



ちがうよな。








俺だって、きっと赤い。




夕日のせいなんかじゃなく



杏里のせいだ。











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