からっぽ
その日は、仕事が長引き、蛍菜と二人で残って仕事をしていた。


「そう言えばさ、お前って兄弟とかいるの?」


仕事と言っても計画書の仕上げだけだったため、世間話しをしながらの作業だった。

「お兄ちゃんが一人いる」


等、何でもない会話をしながら進めていた。


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