宝箱ー妖精の街ー
宝箱への旅立ち
「もぉ、自分から誘ったくせに!」
春花(しゅんか)は予定をすっぽかした友人に腹を立てながらエレベーターに乗り込んだ。
春花は3階のボタンを押す。
ガタンッ
突然、エレベーターがすごいスピードで上に上がり始めた。
「何!?故障?」
立つことのできない春花は何とか手を伸ばして電話マークのボタンを押した。
「誰か、誰かいませんか?助けて下さい!」
しかし、向こうからはザーッという音しかして来ない。
そうしている間もエレベーターはどんどん上に上がって行た。
「どうなっちゃうの、私…」
春花は半泣きで呟いた。
ガタンッ
「きゃあっ!」
動き出したときと同じくエレベーターは突然止まった。
「痛たたたたぁ~。何なのよ急に!」
誰に言うでもない大声を出して少しスッキリした春花はあたりを見回した。
「まぁ、何とか助かったみたいね…」
そこまで言った所でエレベーターのドアが開いた。
外の景色に春花は驚いた。
「ここ、どこよ…?」
そこには青々とした草原が広がっていた。
春花(しゅんか)は予定をすっぽかした友人に腹を立てながらエレベーターに乗り込んだ。
春花は3階のボタンを押す。
ガタンッ
突然、エレベーターがすごいスピードで上に上がり始めた。
「何!?故障?」
立つことのできない春花は何とか手を伸ばして電話マークのボタンを押した。
「誰か、誰かいませんか?助けて下さい!」
しかし、向こうからはザーッという音しかして来ない。
そうしている間もエレベーターはどんどん上に上がって行た。
「どうなっちゃうの、私…」
春花は半泣きで呟いた。
ガタンッ
「きゃあっ!」
動き出したときと同じくエレベーターは突然止まった。
「痛たたたたぁ~。何なのよ急に!」
誰に言うでもない大声を出して少しスッキリした春花はあたりを見回した。
「まぁ、何とか助かったみたいね…」
そこまで言った所でエレベーターのドアが開いた。
外の景色に春花は驚いた。
「ここ、どこよ…?」
そこには青々とした草原が広がっていた。