好き。大好き
「おっはよー!!」
勢いよくドアを開けた。
「「麗奈おはよー!」」
クラスでも仲が良い3人が言う。
それから私達は教室で永遠にお喋り。
キーンコーンカ-ンコーン キーンコーンカ-ンコーン
授業が始まるチャイムと同時に先生が
入って来た。
私達も皆席についた。
ホームルームは嫌いだ。
私は先生の目を盗んで携帯をいじっているた。
しばらくすると、
「「「キャーーーーーーー!!」」」
クラス全員の女子が騒ぎだした。
「えっ、なになに!?」
私は、ふと前を見た。
「……転校生かよ。」
私はガッカリだった。
そういうのはたいして興味が無い。
大体、キャーキャー言う程男前じゃない。
「今日からこのクラスに来ました。
村田 潤です。」
なんて言いながら、皆にニコッって笑った。
それにクラスの女子は更に騒ぐ。
いわゆる、王子様スマイルってやつ。
ああゆう系はもっと無理だ。
私はすぐに携帯に目を落とした。