オレの『いつもの軽い致命傷』
「――何か妙だね」

「何が?」

「アンタって、

口で言ってる事と、

やってる事にギャップがありすぎる。

あのね、

普通しないの、

そういう事」

 乱れを直した手を払いのけられる。


「そういう事すると喜ばれる訳?

気色悪いからやめて」

傷付くあまりカチンとくる。

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