【完】あたしとお兄ちゃん〜秘密の関係!?〜
「あれは〜、あたしが偶然を装って帰りましょうって誘ったの。先輩、照れ屋で奥手だし、あたしが頑張らないとね」
「コナちゃん、積極的!」
小麦色の肌がほのかに赤くなる。
「だって、ぼんやりしてるうちに誰かに取られちゃうのが、一番嫌だもん」
そう笑うコナちゃんはすごく魅力的で、なんだか羨ましくなった。
本当に好きなんだ。
コナちゃんのドキドキが伝わってくる。
その後は恋のセンパイ由真と彼の話。
コナちゃんとキャーとかワ〜! とか言いながら少し大人のノロケ話を聞いた。