27歳フリーター・カラオケ屋でバイト

俺と支配人


「あー、まぁまぁ。唐揚げ別店舗が貸してくれるみたいだからアユミさん怒らないでくださいよ」

延々続きそうな説教をかなり弱々しい声で止めに入ったのは本来ボスのはずの支配人だ

・・・いつ見ても高校生みてーだな

助けてもらっといて何だけど、支配人はアユミちゃんと同期の21歳
若くしてうちの唯一の社員で言うまでもなく上司

・・・なんだけど

「シハ(支配人の略称らしい)!!酒の業者に連絡してくれました?!まだ間違って納品来たやつ取りに来ないんですけど!」

「あ・・・ごめ、ちょっとバタバタしててまだ・・・」

はい、そこでアユミちゃんの盛大な溜め息!!!!

キッッッツ!!!!

ていうかシハ弱っ!


俺はタイミング良くトイレの場所を聞きに来たお客に場所を案内する為にその場を離れた
普段は口で説明するだけだけど







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