世界で1番アイシテル


そんなある日の夜


なりからの電話で目が覚めた。


時計を見ると

午前2時を回ってた。


(おっそ。)


少し苛っとして電話に出た。


「もしも「あ〜っ!

りょーうっ?

なり、ヒック、だよーん。

えへへ〜、
びっく、り、したあ?」



は?酔ってる?


そう思って黙ってた。


「りょう……?

返事、してよ…。

あたし、寂しい……。」


「―――ッ!?///」


あ、ありえねえ―……。

“酔ってる女の声はエロい。”


それなのに――……


猫なで声なんか…



出すな―…。



「りょ「なんだよッ!」





< 113 / 126 >

この作品をシェア

pagetop