世界で1番アイシテル
――――――――――…
「あーっ楽しかったあ♪」
カラオケは無事終わって
外も暗くなってた。
「暗いなあー。」
「そーだねえ。」
「りん、あんた遊夏に
来てもらえばいいんじゃん?」
歩があたしの頭を撫でた。
頭多分くしゃくしゃだよ〜。
「ちょっ、歩ぃ〜。」
「おい、歩!
送ってってやるよ。」
「まぢ〜?ありがとー。」
冬奈が歩を呼んだから
歩はあたしの頭から
手を離して冬奈の
とこにいった。
「千秋〜っ帰ろーう?」
心が千秋に抱きつく。
千秋と心は付き合ってて
ほんとにラブラブ。
「ラブラブだねえ。」
「ほんとに。
……?てかりん、
頭ぐしゃぐしゃ。」
翼が笑いながらあたしをみる。
「え〜?やっぱりかあ…。
さっき歩にやられちゃって。」
「直してやるよ。」
すっ…と、翼の
キレイな手があたしの頭に
伸びてきた。
「りんの髪ふわふわー。」
翼があたしの髪で遊ぶ。