浮気彼氏
抱擁
「・・・ぅっ」
外に飛び出したあたしはがむしゃらに階段を駆け下りた。
涙が止まらない。
落ち着いて考えてみると、
自分が何であんな行動をとったのかわからない。
でも、あたしがナオキの浮気相手であるアユミの肩を持ったのは確かだ。
・・・何であんなこと言っちゃったんだろ。
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マンションをでてすぐに、
バイクの横の壁にもたれてるアキの姿が目に入った。