Sora.―先生へ―
『--まもなく○○に停まります―』










バスの車掌さんの甲高い声で、俺は夢の中から引き起こされた。













・・・てか俺、いつのまに寝てたんだ?・・










そう思いながらも、乗り過ごさないように、荷物を適当にまとめて駆け足でバスから降りる。
 




大きなエンジンの音で走り出したバスを見送った後、おれは行くべきところへ足を向けた。






そして歩き出した。


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