『あなた』へ
『もう2度とこんなことしないから・・・許してくれない』



もう2度と・・・












モウニドトッテドウユウイミ?









これは悪魔の囁き、耳を貸しちゃいけないのに。



私は彼から寄りを戻したいと言われて嫌だとは言えなかった。



心がボロボロになっていて、殴られた傷の痛みと、心を締め付ける痛みが私を狂わせていた。



そうして少しずつ何が正しくて何が間違っているかなんてわからなくなってしまった。



あの時誰かに相談出来ていたなら、私のこと想って厳しく叱ってくれる人がいたなら・・・


なにかが違っていたのかもしれない。
< 13 / 64 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop