王子様とプリンス!?
「災難だな、りん」

あたしに今話をかけたのは早乙女彼方。あたしのよき理解者で一緒にいつもバスケとかをしついる。

「本当だよ……」

うなだれるあたしに早乙女は笑いつつ


「嫌いなヤツと同じ部屋だし、しかもぞろ目だしなぁ」
と、にこやかに言った

……ぞろ目??

「?ぞろ目だと何かあるのか??」

部屋の番号はあまり気にしてなかった

「!……知らないのか??」

早乙女は少し驚きで目を真ん丸くさせていた。

「ここの学校では〜有名なジンクスがあってぇ、それが男女寮でぞろ目なった人達必ず結ばれるんだよぉ〜」

後ろから川井棗が話に突っ込んできた。
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