《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜
オトナのカンケイ
☆☆☆☆☆
「ハイ、これ口止め料だから。
遠慮しないでね♪」
声をかけられた場所の、すぐ傍に
あったカフェ。
あたしは誘われるままそこに
入って、なぜか矢崎さんとお茶
しようとしてる。
……だって。
ちょっとだけとはいえ、後をつけ
てたのがバレてて。
ビックリするわ恥ずかしいわで、
軽くパニクっちゃって……どう
すればいいかわかんないうちに、
矢崎さんが勝手に店に入ってっ
ちゃったんだもん。
「……どーして、わかったん
ですか」
カフェラテからのぼる湯気を
見つめながら、あたしはおそる
おそる正面に座る矢崎さんに
尋ねた。
矢崎さんはさっきから怒ってる
様子はゼンゼンなくて、この質問
にも明るい口調で、
「ショーウィンドウに映ってた。
この時間は鏡と一緒だからなー」
……あぁ、そっか。
バカだな、あたしだってそれで
ふたりに気づいたのに。
ホント、自分のマヌケさ加減に
泣きたい気分(涙)。
「ハイ、これ口止め料だから。
遠慮しないでね♪」
声をかけられた場所の、すぐ傍に
あったカフェ。
あたしは誘われるままそこに
入って、なぜか矢崎さんとお茶
しようとしてる。
……だって。
ちょっとだけとはいえ、後をつけ
てたのがバレてて。
ビックリするわ恥ずかしいわで、
軽くパニクっちゃって……どう
すればいいかわかんないうちに、
矢崎さんが勝手に店に入ってっ
ちゃったんだもん。
「……どーして、わかったん
ですか」
カフェラテからのぼる湯気を
見つめながら、あたしはおそる
おそる正面に座る矢崎さんに
尋ねた。
矢崎さんはさっきから怒ってる
様子はゼンゼンなくて、この質問
にも明るい口調で、
「ショーウィンドウに映ってた。
この時間は鏡と一緒だからなー」
……あぁ、そっか。
バカだな、あたしだってそれで
ふたりに気づいたのに。
ホント、自分のマヌケさ加減に
泣きたい気分(涙)。