《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜
「え?」
ちょっとビックリして見上げた
あたしに、貢は続けて、
「キミも素人じゃないんだ。
初めてとはいえ、サイズどうこう
でそれほど行き詰まることもない
だろう」
「え、でもやっぱ戸惑うわよ。
どんなフォルムがいいとかも、
あんまよくわかんないし」
「そんなのは気にしないでいい。
ピエスのときだって、最初は思う
まま描いただけだろう。
キミが今、うまく描けないのは
……伝えたいものが見えてない
からじゃないか」
「え……………?」
トクン、と。
その言葉は、あたしの胸に波紋を
落とした。
「伝えたいもの――?」
「あぁ。
まぁつまり、テーマだな」
―――テーマ。
たしかにさっき、そんなのは全く
考えてなかった。
てゆーか、ピエスモンテのときは
『飛翔』っていうテーマが決め
られてたから、それに沿って
考えたけど。
今回追加された品目には、特に
指定されたテーマってなかった
から……。
ちょっとビックリして見上げた
あたしに、貢は続けて、
「キミも素人じゃないんだ。
初めてとはいえ、サイズどうこう
でそれほど行き詰まることもない
だろう」
「え、でもやっぱ戸惑うわよ。
どんなフォルムがいいとかも、
あんまよくわかんないし」
「そんなのは気にしないでいい。
ピエスのときだって、最初は思う
まま描いただけだろう。
キミが今、うまく描けないのは
……伝えたいものが見えてない
からじゃないか」
「え……………?」
トクン、と。
その言葉は、あたしの胸に波紋を
落とした。
「伝えたいもの――?」
「あぁ。
まぁつまり、テーマだな」
―――テーマ。
たしかにさっき、そんなのは全く
考えてなかった。
てゆーか、ピエスモンテのときは
『飛翔』っていうテーマが決め
られてたから、それに沿って
考えたけど。
今回追加された品目には、特に
指定されたテーマってなかった
から……。