《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜
――矢崎サンは、今日のところは
亜莉紗からいい返事は聞けなかっ
たって言ってた。
でも、まだ諦めるつもりはないっ
て……。
そう。
わざわざ電話してきたのは、
爽介への明らかな宣戦布告。
その電話だけとっても、相手が
その場の思いつきで言ったわけ
じゃないことがわかる。
「なんで、こんな大事なことを
……!!」
――真っ先に、自分に相談して
くれなかったのか。
それがまず、爽介にはショック
だった。
でも、あまりに突然で混乱し過ぎ
て、話す余裕もなかったのかも
しれない。
……そう、考えて。
時間を置いて落ち着いて聞き出せ
ば、話してくれるんじゃないか
――そう信じて、必死に亜莉紗の
家を探して、こうしてやって来た
のだが……。
亜莉紗からいい返事は聞けなかっ
たって言ってた。
でも、まだ諦めるつもりはないっ
て……。
そう。
わざわざ電話してきたのは、
爽介への明らかな宣戦布告。
その電話だけとっても、相手が
その場の思いつきで言ったわけ
じゃないことがわかる。
「なんで、こんな大事なことを
……!!」
――真っ先に、自分に相談して
くれなかったのか。
それがまず、爽介にはショック
だった。
でも、あまりに突然で混乱し過ぎ
て、話す余裕もなかったのかも
しれない。
……そう、考えて。
時間を置いて落ち着いて聞き出せ
ば、話してくれるんじゃないか
――そう信じて、必死に亜莉紗の
家を探して、こうしてやって来た
のだが……。