《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜
どーしてそんなことするのかは
わかんない。
不倫だから?
旦那さんがいる相手に本気に
なってるなんて知られたくない?
「……まいったな。
キミはとんでもないコだな、
亜莉紗ちゃん」
とうとう開き直ったのか、その
セリフはもう、否定のニュアンス
じゃなかった。
「は? 別にとんでもなくなんか
ないけど」
「イヤ、そうだよ。
どうして気づかれたんだ?
いまだかつて誰も、気づいたこと
ないのに」
スイーツのモチーフのこと言って
るのか、矢崎さんの気持ちのこと
言ってるのかよくわかんない。
けどどっちにしろ、
「だってもともとあなた達の
関係のこと知ってたし。
あのスイーツ見てたらひらめいた
んだもの」
わかんない。
不倫だから?
旦那さんがいる相手に本気に
なってるなんて知られたくない?
「……まいったな。
キミはとんでもないコだな、
亜莉紗ちゃん」
とうとう開き直ったのか、その
セリフはもう、否定のニュアンス
じゃなかった。
「は? 別にとんでもなくなんか
ないけど」
「イヤ、そうだよ。
どうして気づかれたんだ?
いまだかつて誰も、気づいたこと
ないのに」
スイーツのモチーフのこと言って
るのか、矢崎さんの気持ちのこと
言ってるのかよくわかんない。
けどどっちにしろ、
「だってもともとあなた達の
関係のこと知ってたし。
あのスイーツ見てたらひらめいた
んだもの」