《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜
決戦
☆☆☆☆☆
パリでの1日1日は、本当に
早かった。
毎日何かしらの問題があって、
対応してるだけであっという間に
時間が過ぎちゃう感じ。
でも、確実に毎日、準備は整って
いって――。
サポートチームとしても、よう
やく『万全』って言えるとこまで
用意できたと思う。
爽介も、ゆっくり話す時間はなか
ったけど、順調だって言ってた
から、あたし達も安心して自分の
仕事に専念してた。
そして気がつけば、今日はもう
本選前日。
今日も午前中に最後の練習を
終えた爽介があたしに声をかけて
きたのは、2時を少し回った頃。
「亜莉紗。
ちょっと出れるか?」
パリでの1日1日は、本当に
早かった。
毎日何かしらの問題があって、
対応してるだけであっという間に
時間が過ぎちゃう感じ。
でも、確実に毎日、準備は整って
いって――。
サポートチームとしても、よう
やく『万全』って言えるとこまで
用意できたと思う。
爽介も、ゆっくり話す時間はなか
ったけど、順調だって言ってた
から、あたし達も安心して自分の
仕事に専念してた。
そして気がつけば、今日はもう
本選前日。
今日も午前中に最後の練習を
終えた爽介があたしに声をかけて
きたのは、2時を少し回った頃。
「亜莉紗。
ちょっと出れるか?」