《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜
『ちょっと待ってくれ。
できれば、自分にも運ばせて
くれないか』
フランス語で、そう、言ってた。
スタッフ達は二言三言話して、
相談してたみたいだけど。
自分の作品ならまぁいいかって
結論だったみたい。
うちひとりがポジションを譲って
、代わりに爽介をそこに入れて
くれた。
『審査員にアピールとかは一切
しないで下さいよ』
そう注意されるのに頷きながら、
爽介は他の3人と一緒にピエス
モンテを運んでいく。
あたし達サポートチームは、
それを黙ってただジッと見守り
続けた。
そうして。
――あたし達の長かった1日が、
終わった。
☆☆☆☆☆
できれば、自分にも運ばせて
くれないか』
フランス語で、そう、言ってた。
スタッフ達は二言三言話して、
相談してたみたいだけど。
自分の作品ならまぁいいかって
結論だったみたい。
うちひとりがポジションを譲って
、代わりに爽介をそこに入れて
くれた。
『審査員にアピールとかは一切
しないで下さいよ』
そう注意されるのに頷きながら、
爽介は他の3人と一緒にピエス
モンテを運んでいく。
あたし達サポートチームは、
それを黙ってただジッと見守り
続けた。
そうして。
――あたし達の長かった1日が、
終わった。
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