《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜
「オレは、こーゆーかしこまった
のはあんまりなぁ……」
――ウン、よく知ってるわよ。
でも、
「文句言ったってしょーがない
でしょ。
仮にも表彰されるつもりなら、
シャンとしなさいよ」
ピシャリと言い放ったあたしに、
爽介は渋い顔をしてまだなんか
ブツブツ言ってた。
そんな様子を見て、あたしの
向かいの鈴原さんが、
「ハッハッハ
桐生君も姉さん女房にかかれば
かたなしですなぁ」
「鈴原さん、それ激しく間違って
ます、一応」
『姉さん』でもなけりゃ『女房』
でもないし。
そう言葉もつけ加えたけど、鈴原
さんは聞いてんのかいないのか
よくわかんない顔で、もう1回
ハッハッハと笑う。
再び突っ込もうと軽く腰を浮かせ
たとき、周囲が急に賑やかに
なった。
隣のテーブルの一団がやって来た
みたい。
のはあんまりなぁ……」
――ウン、よく知ってるわよ。
でも、
「文句言ったってしょーがない
でしょ。
仮にも表彰されるつもりなら、
シャンとしなさいよ」
ピシャリと言い放ったあたしに、
爽介は渋い顔をしてまだなんか
ブツブツ言ってた。
そんな様子を見て、あたしの
向かいの鈴原さんが、
「ハッハッハ
桐生君も姉さん女房にかかれば
かたなしですなぁ」
「鈴原さん、それ激しく間違って
ます、一応」
『姉さん』でもなけりゃ『女房』
でもないし。
そう言葉もつけ加えたけど、鈴原
さんは聞いてんのかいないのか
よくわかんない顔で、もう1回
ハッハッハと笑う。
再び突っ込もうと軽く腰を浮かせ
たとき、周囲が急に賑やかに
なった。
隣のテーブルの一団がやって来た
みたい。