《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜
「よく言うぜ……」
自由になった形のいい唇が、
優しいくせにイタズラッぽい、
魅惑的な笑みを浮かべてた。
「人前でキスしてる方が、よっ
ぽど恥ずかしいだろーが」
低くて甘い、あたしの大好きな声。
「仕方ないでしょ。
とっさだったんだから」
「プッ。
まぁいいよ。そーゆーことに
しといてやる」
言いながら爽介は、あたしの頬に
そっと片手を添えた。
「で、わかったのか?
オレがさっき言ったことは?」
「―――ウン……」
よくわかったよ、爽介。
爽介がそこまで言ってくれる
なら、あたしもう、クヨクヨ
なんかしたりしない。
あたしはあたしに、自信を持って
いいんだよね?
自由になった形のいい唇が、
優しいくせにイタズラッぽい、
魅惑的な笑みを浮かべてた。
「人前でキスしてる方が、よっ
ぽど恥ずかしいだろーが」
低くて甘い、あたしの大好きな声。
「仕方ないでしょ。
とっさだったんだから」
「プッ。
まぁいいよ。そーゆーことに
しといてやる」
言いながら爽介は、あたしの頬に
そっと片手を添えた。
「で、わかったのか?
オレがさっき言ったことは?」
「―――ウン……」
よくわかったよ、爽介。
爽介がそこまで言ってくれる
なら、あたしもう、クヨクヨ
なんかしたりしない。
あたしはあたしに、自信を持って
いいんだよね?