《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜
その場の全員が注目してるのを、
グルッと視線を巡らせて確認して
から、手元にあるプリントに目を
落として――、
「今さら前置きするまでもない
が、12月の爽介のソレイユ杯本選
のことだが。
色々と相談・調整のうえ、パリに
同行するサポートチームのメン
バーをひとまず決定したんで、
ここで改めて報告したい」
――やっぱり、思ってたとおりの
内容。
あたしは知らず知らずのうちに
ゴクンと息を飲み込んで、新条
さんの次の言葉を待つ。
「サポートチームの人数は、
規定でオレも入れて5人。
店の営業のことも考えた結果、
店からは雫、蓮、ピエスのデザ
インで参加してる亜莉紗ちゃん。
それに、爽介の専門学校時代の
恩師が同行を快諾してくれたそう
なんで、その人を加えた5人で
チームを構成したい」
新条さんの言葉を受けて、名前を
呼ばれたそれぞれが、思い思いに
小さく返事したり頷いたりする。
あたしも、無言でゆっくりと
頷いた。
グルッと視線を巡らせて確認して
から、手元にあるプリントに目を
落として――、
「今さら前置きするまでもない
が、12月の爽介のソレイユ杯本選
のことだが。
色々と相談・調整のうえ、パリに
同行するサポートチームのメン
バーをひとまず決定したんで、
ここで改めて報告したい」
――やっぱり、思ってたとおりの
内容。
あたしは知らず知らずのうちに
ゴクンと息を飲み込んで、新条
さんの次の言葉を待つ。
「サポートチームの人数は、
規定でオレも入れて5人。
店の営業のことも考えた結果、
店からは雫、蓮、ピエスのデザ
インで参加してる亜莉紗ちゃん。
それに、爽介の専門学校時代の
恩師が同行を快諾してくれたそう
なんで、その人を加えた5人で
チームを構成したい」
新条さんの言葉を受けて、名前を
呼ばれたそれぞれが、思い思いに
小さく返事したり頷いたりする。
あたしも、無言でゆっくりと
頷いた。