《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜
Drop☆2
甘いヒトカケラ
☆☆☆☆☆
「んー……。
やっぱ相当バリエーションある
わねー」
分厚い本のページをめくりながら
、ついムズカシイ声をあげちゃう
あたし。
本選の説明会が行われた次の日。
あたしは仕事終わりで、そのまま
爽介の部屋に来てた。
品目も発表されて、これから
どんなふうに考案や試作を進めて
くか、明日みんなでミーティング
することになってる。
でも……サポーターのなかで、
あたしはひとり、スイーツに
関する知識がまだあんまりない。
鈴原さんや雫は言うに及ばず、
マッキーだって作れはしないけど
、知識だけなら専門家の領域だし。
だから、明日、少しでもみんなに
ついてけるように。
もう1回、出品作品の基本的な
こととかをおさらいしときたくて
、爽介に個人授業をお願いしたっ
てわけ。
……で今は、前にも見たことある
専門書の、ボンボン・ショコラの
ページを見てたところ。
「何がだ?
形? センター?」
「んー……。
やっぱ相当バリエーションある
わねー」
分厚い本のページをめくりながら
、ついムズカシイ声をあげちゃう
あたし。
本選の説明会が行われた次の日。
あたしは仕事終わりで、そのまま
爽介の部屋に来てた。
品目も発表されて、これから
どんなふうに考案や試作を進めて
くか、明日みんなでミーティング
することになってる。
でも……サポーターのなかで、
あたしはひとり、スイーツに
関する知識がまだあんまりない。
鈴原さんや雫は言うに及ばず、
マッキーだって作れはしないけど
、知識だけなら専門家の領域だし。
だから、明日、少しでもみんなに
ついてけるように。
もう1回、出品作品の基本的な
こととかをおさらいしときたくて
、爽介に個人授業をお願いしたっ
てわけ。
……で今は、前にも見たことある
専門書の、ボンボン・ショコラの
ページを見てたところ。
「何がだ?
形? センター?」