《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜
ワインボトルとグラスを手にした
爽介が、ソファに腰をおろしつつ
問いかけてきた。
ちなみに、本が重いんであたしは
床のカーペットの上に座ってる。
「どっちもよ。
こんなにバリエあったら、何を
チョイスすればいいのか全く
わかんない」
『センター』っていうのは、
ボンボン・ショコラの中身部分の
こと。
よく見かけるのはガナッシュとか
プラリネだけど、この本を見てる
と、まだまだ他にいろんなのが
書いてある。
一口サイズとはいえ、形だって
丸、正方形、菱形……ってイロ
イロ作れるし。
「たしか、20種類のアソートに
するんだったわよね?」
「だな。
でもまあ、コンクールでウケの
いいキホンを考えれば、ある程度
は方向が見えてくる」
爽介はガラステーブルに置いた
グラスにワインを注ぎながら
そう答える。
「ナニ?
ウケのいいキホンって?」
「まずは、そのとき旬が来てて
ウマイ食材を使う。
後は、今回みたいな国際コン
クールなら、その国ならではの
素材を使うことだな」
爽介が、ソファに腰をおろしつつ
問いかけてきた。
ちなみに、本が重いんであたしは
床のカーペットの上に座ってる。
「どっちもよ。
こんなにバリエあったら、何を
チョイスすればいいのか全く
わかんない」
『センター』っていうのは、
ボンボン・ショコラの中身部分の
こと。
よく見かけるのはガナッシュとか
プラリネだけど、この本を見てる
と、まだまだ他にいろんなのが
書いてある。
一口サイズとはいえ、形だって
丸、正方形、菱形……ってイロ
イロ作れるし。
「たしか、20種類のアソートに
するんだったわよね?」
「だな。
でもまあ、コンクールでウケの
いいキホンを考えれば、ある程度
は方向が見えてくる」
爽介はガラステーブルに置いた
グラスにワインを注ぎながら
そう答える。
「ナニ?
ウケのいいキホンって?」
「まずは、そのとき旬が来てて
ウマイ食材を使う。
後は、今回みたいな国際コン
クールなら、その国ならではの
素材を使うことだな」