《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜
「今夜はもういいわ。また今度
教えて。
明日……きっとみんなすごく
気合い入れてるだろうから、当の
爽介が寝不足じゃみんなに悪い
わよ」
そう。
本選も、あたしと爽介の夢への
挑戦であることに変わりはない
けど。
でも、それだけじゃない。
他にも、一緒に戦う仲間がいる。
最終的にスイーツを作るのは爽介
ひとりだし、裏方のあたし達の
名前や活動が、表に出ることは
ないけど。
でも、明日からあたし達は、
みんなで協力しあってパリまでの
道を一緒に進むんだもの。
「それに、あたしひとりが息巻く
必要もないでしょ。
なんかわかんないことあったら、
雫とかにも聞くし」
ボトルとグラスを洗うために
キッチンに入ったんで、少し声を
大きくしてそう話して。
急いで洗ったグラスを、水で
すすいでたら――、
「えっ!?
ちょっ、なに……!」
急に、背後からあたしの腰に手が
まわってきて。
そのままキュッと抱きすくめ
られて、あたしは素っ頓狂な声を
あげちゃう。
教えて。
明日……きっとみんなすごく
気合い入れてるだろうから、当の
爽介が寝不足じゃみんなに悪い
わよ」
そう。
本選も、あたしと爽介の夢への
挑戦であることに変わりはない
けど。
でも、それだけじゃない。
他にも、一緒に戦う仲間がいる。
最終的にスイーツを作るのは爽介
ひとりだし、裏方のあたし達の
名前や活動が、表に出ることは
ないけど。
でも、明日からあたし達は、
みんなで協力しあってパリまでの
道を一緒に進むんだもの。
「それに、あたしひとりが息巻く
必要もないでしょ。
なんかわかんないことあったら、
雫とかにも聞くし」
ボトルとグラスを洗うために
キッチンに入ったんで、少し声を
大きくしてそう話して。
急いで洗ったグラスを、水で
すすいでたら――、
「えっ!?
ちょっ、なに……!」
急に、背後からあたしの腰に手が
まわってきて。
そのままキュッと抱きすくめ
られて、あたしは素っ頓狂な声を
あげちゃう。