《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜
「んなことあるって。
最初の頃のお前、仲間意識なんて
カケラも持ってなかったし、自分
ひとりでなんでもやってやる!
って感じで、他人に頼ろうと
なんかしなかったじゃん」
――ずいぶんな言い方ね。
仮にも、自分のカノジョを。
でも……ホントは、それは当たっ
てる。
パティスリー・ルナに入る前の
あたしは、たしかにそうやって
生きてきてたし。
ここでも、最初は誰とも深く
関わる気なんてなかったし、
ひとりでやってこうと思ってた。
だけど――爽介との出会いが、
そんなあたしを変えたから。
あたしはあの店と仲間を好きに
なって――みんなと働くことが
大好きになったのよ。
だからさっきの言葉は自然に出た
もので、特になんの意識もして
ない。
ただ、ごく当然のようにそう
思った。
「チームなんだし、助け合って、
補い合っていけばいいじゃない」
ボソボソと口ごもるように答えると。
「そのとーりだな。
だから何も、お前もムリして
追いつこうとする必要ないん
だぜ?」
最初の頃のお前、仲間意識なんて
カケラも持ってなかったし、自分
ひとりでなんでもやってやる!
って感じで、他人に頼ろうと
なんかしなかったじゃん」
――ずいぶんな言い方ね。
仮にも、自分のカノジョを。
でも……ホントは、それは当たっ
てる。
パティスリー・ルナに入る前の
あたしは、たしかにそうやって
生きてきてたし。
ここでも、最初は誰とも深く
関わる気なんてなかったし、
ひとりでやってこうと思ってた。
だけど――爽介との出会いが、
そんなあたしを変えたから。
あたしはあの店と仲間を好きに
なって――みんなと働くことが
大好きになったのよ。
だからさっきの言葉は自然に出た
もので、特になんの意識もして
ない。
ただ、ごく当然のようにそう
思った。
「チームなんだし、助け合って、
補い合っていけばいいじゃない」
ボソボソと口ごもるように答えると。
「そのとーりだな。
だから何も、お前もムリして
追いつこうとする必要ないん
だぜ?」