《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜
次に新条さんが貢に目を向ける
と、涼しい顔で貢が、
「半月あれば大丈夫でしょう。
構想はある程度今から練って
ますし」
「よし、じゃあクリスマスの方は
それでOKっと。
後は―――」
……そんな感じで、スケジュール
を全員で確認しあって。
全員が納得したのを見て取ると、
新条さんはスムーズに話題を
移してく。
「それじゃあ、実際の作品の
考案についてだが。
まあ、これはあくまで爽介の
コンクールなわけだから、作品
自体は爽介の思うままでかまわ
ないんだけどな。
とりあえず、どんな感じで進めて
いきたいか、みんなに教えて
くれるか?」
「あ、ハイ――」
短く返事して、爽介は少し言葉を
整理するように間を置いてから、
「構想は、これからなんだけど。
アントルメ・グラッセとボン
ボン・ショコラ、特に順番は
決めないで、どっちも同時進行で
考えてくつもりしてる。
来週くらいからは試作にも入り
たいと思ってるから、そうなった
ら――雫、蓮」
と、涼しい顔で貢が、
「半月あれば大丈夫でしょう。
構想はある程度今から練って
ますし」
「よし、じゃあクリスマスの方は
それでOKっと。
後は―――」
……そんな感じで、スケジュール
を全員で確認しあって。
全員が納得したのを見て取ると、
新条さんはスムーズに話題を
移してく。
「それじゃあ、実際の作品の
考案についてだが。
まあ、これはあくまで爽介の
コンクールなわけだから、作品
自体は爽介の思うままでかまわ
ないんだけどな。
とりあえず、どんな感じで進めて
いきたいか、みんなに教えて
くれるか?」
「あ、ハイ――」
短く返事して、爽介は少し言葉を
整理するように間を置いてから、
「構想は、これからなんだけど。
アントルメ・グラッセとボン
ボン・ショコラ、特に順番は
決めないで、どっちも同時進行で
考えてくつもりしてる。
来週くらいからは試作にも入り
たいと思ってるから、そうなった
ら――雫、蓮」