《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜
他の女のコがこんなふうに出しゃ
ばるの、イヤじゃないの?
「前にも言ったでしょ。
あなたのデザインがあったから、
予選だって最高評価で通過した
んだし。
それに、あなた達にとって大切な
コンクールなんでしょ。
今さら誰も反対なんかしない
わよ」
「雫………」
その口調はつっけんどんだけど、
言葉のイミはすごく優しい。
「いいの――?
みんなだって、爽介に協力したい
気持ちは同じじゃ……」
「モチロン同じよ。
でも、爽介にとって悔いがない
ようにやればいい。
あたし達はそれを応援するだけ」
「そうだよ、アリィ」
言葉を繋げたのは、マッキー。
「誰も、アリィだけがズルいだ
なんて、これっぽっちも考えて
ないよ。
たしかにキミはスイーツ業界での
経験は浅いけど、センスや才能は
期間が決めるものじゃないし」
「マッキー……」
――ウソみたい。
ふと気づくと、みんなが暖かい
目で、あたしを見てた。
爽介も、うっすら笑いながら
あたしを見てる。
ばるの、イヤじゃないの?
「前にも言ったでしょ。
あなたのデザインがあったから、
予選だって最高評価で通過した
んだし。
それに、あなた達にとって大切な
コンクールなんでしょ。
今さら誰も反対なんかしない
わよ」
「雫………」
その口調はつっけんどんだけど、
言葉のイミはすごく優しい。
「いいの――?
みんなだって、爽介に協力したい
気持ちは同じじゃ……」
「モチロン同じよ。
でも、爽介にとって悔いがない
ようにやればいい。
あたし達はそれを応援するだけ」
「そうだよ、アリィ」
言葉を繋げたのは、マッキー。
「誰も、アリィだけがズルいだ
なんて、これっぽっちも考えて
ないよ。
たしかにキミはスイーツ業界での
経験は浅いけど、センスや才能は
期間が決めるものじゃないし」
「マッキー……」
――ウソみたい。
ふと気づくと、みんなが暖かい
目で、あたしを見てた。
爽介も、うっすら笑いながら
あたしを見てる。