祭りの夜に。[短編]
チョコバナナうまっ! 勢いあまって三本買っちゃった∀
屋台のおっちゃんが引いてたけど…
ドンマイ☆←
「お、チョコバナナ2本残ってんじゃん!一本いただきー!」
この声は多分…林原裕太だな…
「やっぱり林原かよ!勝手に人の食いモンとるなし!!」
学校でもよく私の給食を勝手にとって食べてるヤツ。
「いいじゃん♪まだ一本あるし。つか、亜貴どうした?」
核心キタ―――(°∀°)―――!!
「しらねー。あんな奴」
「…なんかあったんだろ?」
「よくわかったね。
な~んか、嫉妬ってよりも冷めたって感じ。
もともとそんなに好きじゃなかったのかな…」
「嫉妬!?」
「恋かも!?っていう感情に恋してたって感じだよ。
でも、もうどうでもいいやぁ。
別れよっかなー。」
「柚羅…俺」
林原が何か言いかけたときに噂のヤツはやってきた。
「おいッ!なにやってるんだよ!」
空気読んでほしかったね、うん。