同居生活?!
耳の遠くでチャイムが鳴っている


でも…


起きたくないっ!
起きたら、林先生と会ってしまう!!
そんなことは絶対に避けなきゃいけない…気がする。



「ちょっとー!?真紀ちゃんっ、林先生の授業終わっちゃったよ?!
いつお礼言うのさ~?」


「だって…だってちょっと気まずいじゃない?
こっちとしては、泣いてるじゃなくて、泣き叫んでるところをバッチリ見られたわけだし…」


あれは大失態だった。 うん…


腕を組んで私をお説教しようとしている郁を止めて、席を立った。


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