同居生活?!
「先生っ!」



息を切らして、肩で息をしているところを見ると、走ってきてくれたのか?


なんで?


動揺を隠しきれない俺は、何も声をかけることができない。


おれっ!!
しっかりしろっ!!


俺が声を出す前に、高部の口が先に開いた。


「先生っ、えっと…この前はすいませんでした。
お礼を言おうと前から思ってたんですけど、恥ずかしくて…っ」


あぁ、そうだったのか?
ただ恥ずかしかったからで、俺を避けていたわけじゃないんだよな…?


高部、そう思っても いい?
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