同居生活?!

あわせられない

「ちょっと大丈夫?!
真紀ちゃん、遠慮なくあがって?!」


「ごめんね、ありがとう」


あれから急に天候が変わった空は、私が外へ出ると大雨が降ってきた。


「真紀ちゃん、あったかいスープだよ?ゆっくりでいいから飲んで?」


あったかい…
郁といると、落ち着くんだ。


何も聞かずに私を泊まらせてくれることに、安心と居心地のよさにあこがれている自分がいた。
< 43 / 144 >

この作品をシェア

pagetop