同居生活?!
話している途中、幸せな顔をしたり、号泣したりで、私が忙しかった。


でも、嬉しかった…
話し出した途端の郁の顔を見たら、不安なんて吹っ飛んでしまったよ。


だって、真剣な目だったから。


話し終えたとき、思いっきり私のところに抱きついてきた。


「大丈夫だよ、わたしがいるからね?
私は真紀ちゃん大好きだからね?

話してくれて…ありがとう」


その言葉、一生忘れないから…。


このとき、郁になにかあったら私は絶対助けるって決めた。

これが、絆が深まったときだった。
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