同居生活?!
恥ずかしさがあったから、しばらく郁の顔が見れなかった。


沈黙のあと、郁が静かに話し出した。


「そうだね。
真紀ちゃんと出会えたのも、過去も神様のいたづらかもしれないね。」


「ちょっ、もうその話はいいよ!」


怒りながら言うと、普段の郁なら黙るのに、今は普段の郁じゃなかった。


「でもね?
その過去があったから、今があって、私と真紀ちゃんが出会えた。
私はすごく幸せだよ…?
神様は、その人にできないことをさせる人じゃないと思う!!」


郁が神様のことを話しだした。
しかも、全部推測…

郁らしいね?
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