同居生活?!
「だから、つらい過去を乗り越えた真紀ちゃんは、すごいね!!」


「……郁のおかげなんだよ…
私がここまでこれたのは、郁のおかげ。
ほんとうに、そう思ってる」


「真紀ちゃん…」


「ありがとう、郁。
もう、大丈夫!明日からまた学校だから、寝よう!!
今日は泊めさせてもらうからねっ?」


「……あっ、もっちろん♪」


改めて言うと、ほんとうに照れる。
自分の心の中に、おさめて置こうと思ってたのに、ついつい言ってしまった。

郁も、こんなに素直な私にびっくりしたのか、反応が遅かった。


今日のことが相当疲れたのか、私はすぐに寝てしまった。
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