年上の事情
覚醒
私が、所謂
女の子から女へ脱皮したのは中学2年生の時だと思う。
「ねっ!凄いでしょ、これ」
学校の休み時間、友達数人が私の机を囲み、メイク道具の見せ合いっこをしてる。
みんな大人だなぁ、なんて思ってると友達の1人が私にアイプチと言うものを薦めた。
一重瞼を二重にする糊だ。
当時、一重瞼だった私は友達に言われるままアイプチを試してみたところ
本当に綺麗な二重瞼が出来たのだ。
「凄い!二重になった!」
それまでメイクなんてしたことなかった私は、少し大人になれたような気がした。
私の小学生時代は、どちらかと言うと目立たない方だった。
当時は多分、勉強は出来た方だと思う。
数学と社会は苦手だったけど。
いじめられた訳でもないし、友達もそれなりにいたけど
休み時間や放課後は1人でいる事の方が多かった。
中学に上がり、いろんな学校からいろんな子と知り合い、友達も増えたけど、もともと私って暗い性格だし
どんどん垢抜ける同級生を見ながら、少し羨ましく感じてたのも事実だ。
女の子から女へ脱皮したのは中学2年生の時だと思う。
「ねっ!凄いでしょ、これ」
学校の休み時間、友達数人が私の机を囲み、メイク道具の見せ合いっこをしてる。
みんな大人だなぁ、なんて思ってると友達の1人が私にアイプチと言うものを薦めた。
一重瞼を二重にする糊だ。
当時、一重瞼だった私は友達に言われるままアイプチを試してみたところ
本当に綺麗な二重瞼が出来たのだ。
「凄い!二重になった!」
それまでメイクなんてしたことなかった私は、少し大人になれたような気がした。
私の小学生時代は、どちらかと言うと目立たない方だった。
当時は多分、勉強は出来た方だと思う。
数学と社会は苦手だったけど。
いじめられた訳でもないし、友達もそれなりにいたけど
休み時間や放課後は1人でいる事の方が多かった。
中学に上がり、いろんな学校からいろんな子と知り合い、友達も増えたけど、もともと私って暗い性格だし
どんどん垢抜ける同級生を見ながら、少し羨ましく感じてたのも事実だ。