めっちゃ♥好きやねん
そう、思ったあたしは

「…おぉ、澄。
 おはよぉ~!
 あたし、ボーとしてたゎ」

なんて、自分でも
ビックリするくらいうその笑顔を

顔に張り付けて挨拶をした。

すると、澄は

おもんなさそーに

「ふ~ん。
 おもんないの。
 佳、もっとキョドると思ってた!」

と、言った。

ガチャ。

右隣の家の玄関が開いた。
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