秘 め ご と 。
「今何時…?」
携帯は鞄の中にあるし、この部屋の時計は真っ暗で見えない。
「…ん。7時少し回ったとこ」
目を凝らしながら腕時計を見る先生。
…7時…?
何時間寝てたんだろ…?
一人ぼーっとする私を余所に、先生は私を抱いていた手を離し暗い床に散らばる服を拾い集める。
「…早く服着ろ。送ってく」
先生の言葉に、自分が裸だとゆうことに気付き急いで服を着る。
暗くてよく見えなくて、少し戸惑う…。
「…手伝ってやろうか?」
…なんて、もう着替えを済ませ眼鏡をかけた先生が余裕な顔して聞いてきたけど私は、無視して自分で服を着た。