秘 め ご と 。
「…冷徹?」
「いえいえいえ。そんなこと言ってないです…。」
「じゃ、何て言ったんだ?」
先生の目が…すごく怖い
どうしようどうしよう
「せ…清潔って。先生は清潔さんですね〜って言いました」
「れ って聞こえた」
…ち。細かい…先生が不機嫌になるのは防がないと
れれれ…。
ご、ごまかしづらいな
んー………あ
「れ、0点」
「…0点?俺のどの辺が0点?」
選択ミスー…
完全に不機嫌になっちゃった。ああ…。
「…はい。教師としては、0点ですが恋人としては、100点です。…はなまるです。はい」
…もう、怒られても何されてもいいや。どんとこい…
「…そ、か。」
そう一言だけ言うと、私の体から離れ、再びハンドルを握る先生。
…あれ?怒られない?